2024年、始まっちゃった。
元旦、天気良い。どっか歩きたい。
23年最後の1週間、子供の胃腸炎+自分の発熱で動けず、その後レンタカーでのプチ旅行&帰省で運動不足。なのでまずはリハビリしたい。
そこで、
前からすこし気になっていた日和田山に行ってみることに。
日和田山(305m)
日和田山は、ガイドブック等でも登山を始めたい人向けの足慣らしの山としてよく見ていました。
小さい子供の登山デビューの山としてもよく紹介されています。登山口から山頂までは、登りで30分程度のようです。
日和田山だけじゃすぐ終わっちゃうから、小ピークを繋いで隣駅まで縦走しよう!
…と、安易に始めたんですが…
まずは高麗駅へ
池袋から高麗駅へまでは、電車で1時間10分程度。途中、飯能で乗り継ぎです。
↑高麗駅前はこんな感じで謎にインパクトがあります。「高麗」っていう駅名にも何か意味が有りそう。
日和田山登山口から日和田山
住宅地の中に所々、日和田山へ向かう案内板があります。
↑登山口は公園のように整えられ、駐車場もあり。この日は元旦だから人が多いかと思いきや、意外と空いてました。
金比羅神社を経て日和田山へ
金比羅神社は、ご来光スポットのようで、うまくすれば鳥居とご来光がセットの、いい感じの写真も撮れるんだろうな。
別の角度には富士山の頭もみえました!
初日の出登山に訪れた人も多かったはず。
男坂、女坂
ところで、日和田山には女坂、男坂と2つのルートがあり、さらにロッククライミング練習場もあります。坂の下には「自分に合ったレベルのコースを選ぶように」という案内板もあり。
私は日和田山は初めてなので、女坂からゆっくり登りました。
途中出会った人から聞いた話だと、
男坂は、岩を両手使ってよじ登る感じではあるが、登山経験者なら大丈夫そう、とのこと。
とはいえ、転落や救助も起こっている坂のようなので、お子さん連れや装備のレベルによっては避けたほうが良かったりするかもしれません。私は、次に来たときには男坂コースに行ってみたいと思います。
日和田山山頂
金比羅神社から少し登ると日和田山山頂があります。いくつかベンチも置かれ、良い感じの休憩スポット。
眺望良し!筑波山が見える!
東京方面にはスカイツリーのシルエットも。
日和田山も金比羅神社も、小さい子供の登山デビューには本当におすすめだと思いました。とても眺めが良くて「登ったぞ〜!」っていう達成感が感じられそうですし、コースも整えられているので、安心です。
高指山へ
この日は日和田山から続けていくつかの小ピークをつないで歩き、武蔵横手駅まで縦走する予定。YAMAPからオンラインで登山計画書も提出済み。
日和田山山頂から隣の高指山へ向かいます。
整った緩やかな道を進んでいくと、車道に出ました。その車道の少し先に、高指山山頂がある模様。
…高指山、なんだこれ?
山頂と思われる地点になんかおどろおどろしいでかい建物が建っている。
山頂周辺はちょっとした広場のように整えられているけれど、建物のせいで圧迫感と陽当りの悪さが気になってしまう。
その後再び少し車道を歩き、木の間のハイキングコースをさらに北へ登ると物見山に到着。
物見、と言う割には眺望はありません。でもベンチもあり、この日は真上の空はぽこっと開けていて、陽の光がぽかぽかで、小鳥が近くで鳴いていて、なんか気持ちいい。今回いちばん良かったのはこのピークでした。
そして、子供と登って楽しいのはここまでだと思います!
物見山あたりまでが人気コースで、
その後私が通ったところは、そこそこマイナーコースだったようです。
物見山のあと
- 小瀬名富士
- 東ムカイ山
- 愛宕山
- 土山
- 深沢山
- 水晶山
という小ピークをつなぎながら歩いて、
武蔵横手駅に下山する予定なのですが
スマホのYAMAP地図を見ると、
おや、小瀬名富士、既に通り過ぎている?
2本の並行する登山道が並んでいて、しかもそれが時々交差して、わかりにくい。
戻るのも面倒くさいから小瀬名富士はパスして、次の東ムカイ山を探し、一応無事見つけたけど、これピークなの?
という地味〜な場所。そもそもそこが道なのかどうか怪しく感じるような、踏み跡も少ないところです。
その後、北向き地蔵を通り過ぎると、その後はコース終了まで誰ともすれ違いませんでした。
一応、土山(西大峰)、深沢山、水晶山は見つけました。深沢山がいちばん整えられていて、狭いスペースですがベンチとテーブルがありました。
土山(西大峰)に向かうときも、分岐から別の道に入ってしまい、YAMAP地図を見て気づいて引き返したりしました。
普段道や案内を整備してくれる皆様には感謝しかない…。
低山と思って侮るなかれ。
コースがわかりにくいんだ。
この山、高度はないけれど、分岐が多く細かく分かれてるし、分岐を見つけてもそれぞれがどこに向かうのかわかりにくい!
あと、そもそもコース案内に載ってない小道も多く、他の人たちの迷い跡とか(つまり迷う人が多いんだ)、案内板があっても、それ自体が古いのかその先が藪だったり、少し先で枝で塞がれてたり。
手元のマップと目の前にある道を2回くらい見返しても、道が判然とせず、やっぱりコースアウトしてる!って、何十メートルか引き返したりする場面も、1回ではなかったです。
コース後半で繋いだピークひとつひとつは小さくて、うっかりすると見落としてしまいそう。
そんなわけで、体力以上に心がだんだん疲れてきて、
日当たり悪い道ばかりで風も強いし寒いし、
熊注意の立て札まであって、
落ち葉で滑りやすいし、
誰かがリアルに滑った跡まであるし、
もうメンタル消耗戦。
とにかく早く下山したくなってしまいました。
天気が良い昼間でもこんな感じだったから、暗くなったら本当にヤバそうです。
自分がヘッドライト等、最低限のハイクセット一式を持ってるということだけでも少し安心に繋がりました。
逆に、地図読みの練習には良さそう…って思ったりしました。
軽めのリハビリのつもりがものすごく疲れてしまったハイキングでした。
でもまた来ちゃうかも。